こんにちは。阿部写真館のみさきです。
本日の中之島は真夏のように快晴。カレンダーを見ると、早いことにもう5月も残りあと少し。6月になればじきに梅雨に突入ですね。やがておとずれる髪の毛の反抗期(うねり)に今からびびっております(^_^;)
お久しぶりのブログ更新となりましたが、突拍子もないタイトルにしてしまいました。
「海外挙式」と「白無垢」
結婚というジャンルに絞って考えれば、相反するワードですね。だからといって、なんだか違和感があるからどちらかを省く、という選択肢はありません。女心の中には(T_T)
こちらは挙式に関しての悩みになりますが、あるカップルの例です。
ご結婚されるおふたりは旅行がとてもお好きでした。特に海外旅行。恋愛期間中にも時間を見つけては共に海を渡り、絆を深められました。そんな中、ひとつの夢が。
「私たちの挙式は海外で挙げたい」
二人の好きな場所で、好きなものに囲まれての挙式。誰もが望むことです。どこで式を挙げるのか。それが生まれた地域にある式場であったり、自分好みの景色が望める式場であったりするとは思いますが、このおふたりの場合は、それが外国であったのです。
しかし、ひとつ悩みが生まれました。花嫁さんは、和装好き。白無垢に憧れていたのです。じゃあ、海外でもどこでも白無垢でいいんじゃない?と思われるかもしれません。実際、白無垢は日本の伝統衣装の着物の中でもとても格の高い装いですので、着ることに関して問題はありません。ただ、外国の綺麗な海の前ではドレス姿でいたいという思いもあったのです。
これは稀な例であるかもしれません。しかし、海外挙式という大前提の前では、和装を諦めてドレスを、というのが一般的ではないでしょうか。逆に、神社などではドレスを進んで着ないですよね。
海外挙式でなくとも、同じことが言えます。挙式では、ウエディングドレスを着用。披露宴でのお色直しで、カクテルドレスを。といったパターンはよくありますよね。ですがお色直しで着替える衣装の数も、やはり限界があります。式では和装を省いた、もしくはカクテルドレスを我慢した。そういった方にもフォトウエディングを、選択肢に入れていただきたいなと思うのです。
たとえば先程例に挙げた、海外挙式希望のカップル。挙式の後日本で披露宴を行い、その際に和装を選ぶ。これはありだと思います。しかし誰もがそのような形に落ち着くとも限らないと思うのです。
そんな時、前撮りという選択肢を取り入れてみられてはどうでしょうか。海外でも日本でも、挙式当日のお写真はとても素敵です。
さらにそれプラス思い出の場所や、スタジオでのフォーマルな型物写真など、あってもいいのではないでしょうか。
衣装も、髪型も、場所も、ポージングも、結婚式のそれとはまた違ったお二人の良さが残せます。
結婚式は、今までお世話になった親族や友人のために。
前撮りは、今の、そしてこれからの二人のために。
前撮りは、自由であることが一番なのです♪
私はそう思います。
みさき