火曜といえば休日。妻と娘がまだ寝静まっている中、自宅にてブログを書いております。
朝の集中できる時間は貴重です。
どんな人にもその人の良さがある。そう考えていつも写真を撮っています。
その人らしさをどうやって引き出し、どこにスポットを当てるかで
伝わる情報が変わってくるのが写真です。
「晴れじゃないと撮影はできませんか?」
こんな質問をたまに受けることがあります。
皆さんそう思われている方は多いようです。答えから言うとどんな天気でも写真は撮れます。
曇りでも良い写真が撮れるのか?
きっとそれが心配なんですよね。
晴れには晴れの良さがあります。
スコーンと抜けたような青空の元、喜びを爆発させて笑っているような写真は青空の下が撮りやすいでしょう。
明るくてウエディングにピッタリな写真。
その開放感を表現しようと思うと確かに晴れにしか撮れないカットはあります。
けど、曇りには曇りの良さがある。
ノスタルジックな雰囲気の下、少しだけ微笑んでいるような印象の写真なら曇りの方が撮りやすいんです。
もちろん違うカメラマンなら別のイメージを表現することでしょう。
どんな状況であれその天気(カメラマン的には光の具合)を受け入れその場で出来る最高の作品を残す。
天気も光も人間にはコントロールできない。
大切な結婚式の、、、一生に一度の写真撮影だと思うとお客さんにはそんな事は言えませんが、せめてカメラマンは雨だろうと笑顔にさせなければならないな、、と思うのです。
雨が降っても笑っていられる人間は素敵な人です。
同じように我々カメラマンもどんな状況でもその場の良さを表現できるのが真のプロフェッショナルかと思います。