社会人になった時、よく家族からプレゼントされるもの…
それは「印鑑」じゃないですか?
実印・銀行印・認印と三本セットがそろうと、
「私も大人になったな…」なんて感じたものです。
次に「ああ変わったんだな…」と感じるのは、
結婚して入籍するときかもしれません。
「結婚」の区切りがいつからか難しい所ですが、
やはり同じ戸籍に入る「入籍」がわかりやすいでしょう。
婚姻届などは旧姓で記入します。
この時の印鑑はもちろんそれまで使用していたものです。
役所に婚姻届を出して、結婚生活のスタートです。
結婚すると苗字が変わることがほとんどですよね。
結婚後、ここからが書類との闘いが始まります。
そして、またその時に必要になってきます、「新しい苗字での印鑑」。
「結婚して同じ苗字になるんだから、旦那さん(または奥さん)と一緒で☆」
と考えるのもわかりますが、それはちょっと待ってください。
特に、公的な書類で使用されることが多い「実印」「銀行印」は、
例え夫婦であっても別に持っておくことが理想的です。
苗字が変われば様々な手続きが必要です。
免許証などの身分証明書、金融機関への届け出、
様々な場面で印鑑が必要になります。
慌ただしい中、あるもので対応してしまうこともありますよね。
けれどご注意、ご夫婦で一緒の印鑑だと…
・紛失や盗難にあった時に2人分再手続する必要がある
・もしも、夫婦間でトラブルがあった時はどうする?
・共有名義で融資を受ける(自宅の購入など)ことはできない
だからこそ、たとえ夫婦であってもきちんと「個人」としての
印鑑は持っていてほしいと役所も銀行も勧めています。
それでも、何かを新しくつくることはちょっと楽しみ。
それは印鑑でも変わりありませんよ。
実印をつくる時、「なまえ」のみでつくることもアリなんです。
より安全性を高めるためにはフルネームの方がいいのでしょうが、
何となくなまえの横書きの実印…字体も選べてかわいくないですか?
結婚に向けての挨拶や結婚式の準備、新居のことなど
とにかく新しい人生のスタートはバタバタになります。
そんな時に「印鑑まで考える余裕はないよー」
と感じるのは当たり前です。
けれど、ちょっと気持ちの切替と共に一息いれませんか。
婚姻届を見つめながら、お相手の印鑑を見せてもらいましょう。
そして、自分は新しい苗字でどんな印鑑にしようか、
話し合ってみましょう。
忙しい中、「はんこ」について話しながら
もうすぐやってくる夫婦生活について
ほっこりしてみてもいいでしょう。
山梨県六郷町は、印鑑の産地だそうです。
夫婦ペアの印鑑とケースがそれぞれあって、
「おそろいんかん」と言うんです。
デザインもたくさんあってとってもかわいい。
ケースの中には、記念の言葉も入れられるそうですよ。
ふたりでどんな言葉を入れるのか、
相談する楽しみがありますね。
夫婦になるふたり、新しい家族、今までとは違う苗字、
そんなところからも結婚したんだな、と感じられる瞬間です。
阿部写真館は、ふたりが夫婦になったことを感じてもらえる、
そんなフォトウェディングをご提供します。
ふたりにはどんな結婚式がふさわしいか、
どういった撮影がぴったりくるのか、
専門スタッフとともにつくりあげるウェディング。
フォトウェディングはふたりのための結婚式が叶えられます。