ひと雨ごとに気温が下がり、
日没までの時間も早くなってきましたね。
収穫祭や文化祭、体育祭などの学校行事も終わり、
日常がようやく落ち着いてきたように思います。
WEB担当の堤です。
街の装いも、ハロウィンから一転して、
クリスマスツリーや、木々のライトアップが
目立つようになってきました。
11月から12月にかけてを「晩秋(ばんしゅう)」といいます。
「○○の秋」と言える期間は、案外長いのかもしれませんね。
やっぱり、秋やクリスマスは甘い物ですよね!
結婚式でのお楽しみのひとつは、
「スイーツ」ではありませんか。
結婚式に関係が深いスイーツとして、
ヨーロッパではメジャーなアーモンドで作られた
「ドラジェ」があります。
ウエディングケーキやドラジェならば、
ウエディングドレスやカクテルドレスなど
洋装がぴったりきます。
では、和装にぴったりのスイーツは何だと思いますか?
それは、「金平糖(こんぺんとう・こんぺいとう)」です。
金平糖は、戦国時代にポルトガルの宣教師によって
持ち込まれたと伝えられています。
語源は「confeitos(コンフェイトス)」、お菓子という意味です。
実は、金平糖もドラジェと同じ糖衣菓子です。
ナッツやキャンディに砂糖をまぶした形のものは、
ソフトドラジェと呼ばれます。
金平糖やゼリービーンズは、ハードドラジェと呼ぶそうです。
柔らかいお菓子と硬いお菓子、ですね。
見た目が可愛らしいだけでなく、日持ちもよい金平糖が
結婚式の引き出物として選ばれるようになった理由は諸説あります。
金平糖発祥の地であるポルトガルで、
結婚式や洗礼式の際に配られていたから、という説。
作ることが大変難しいそうなので、
特別な時にしか用いられなかったのでしょうね。
皇室における慶事の際の引き出物として、
ボンボニエール(お菓子を入れる器)が供される際、
中身が空っぽであることを避けるために選ばれているから、という説。
一粒の金平糖をつくるには、手間暇がかかります。
しっかりとした家庭を築くには、時間がかかることを心得よ、
という教訓が込められている説。
大阪阿部写真館がある関西には、
金平糖の専門店として有名な
「緑寿庵清水(りょくじゅあんしみず)」が京都にあります。
以下は、緑寿庵清水のHPからの引用です。
“金平糖はレシピがなく、気温や天候によって蜜の濃度や釜の角度と温度、
釜で転がる金平糖の音を聞き状態を見極めて
五感を使いながら体で覚えていく一子相伝の技で、
砂糖の金平糖が作れるようになるのにも
コテ入れ十年、蜜掛け十年、二十年かかると言われています。”
これだけの長い時間をかけて習得された技術が、
一粒の金平糖を完成させる2週間に凝縮される……
生半可なことではないな、と思います。
結婚も同じで、
寝食を共にする時間が長くなればなるほど、
お互いをさらによく見るようになります。
夫婦円満に過ごす秘訣は、
お互いがお互いを包み合うように気遣うことかもしれません。
まさに金平糖の粒が大きくなっていくのと同じですね。
その核となる小さな種の部分に、
いつまでも眺めていたくなるようなウエディングフォトを添えて欲しいのです。
写真は、飾ってこそ意味のあるものです。
特別な写真だからこそ、特別な額に入れて欲しいのです。
できれば、直射日光を避けて、
反射光などで明るく見える場所に置いて欲しいのです。
ナシ婚を選んで、新生活の費用に充てたというカップルも、
今一度写真だけの結婚式を挙げてみませんか?
阿部写真館では、フォトグラファーによる撮影体験や
衣装の試着会などを無料で行っています。
資料請求だけでは不安という方は、お電話やメールにてフォローいたします。
直接来店されてのご相談も、無料で承らせていただいております。
洋装でのウエディングフォトも、
和装での結婚写真も、
1枚1枚丁寧に金平糖のように仕上げさせていただきます。