こんにちは。Web担当の松村です。
いよいよ、絢子さまと守谷慧さんの
挙式日となりました。
当日の様子は様々なメディアで報道されると思われるので、
どのようなお召し物になるのか
今から気になるところですね。
皇室の方々の結婚式の写真を見ていて
気づいたことなのですが、
ウエディングベールを被った方が
いらっしゃらないようなのです。
洋装の際でもティアラのみ、
伝統的なものでもあるのでしょうか。
いずれ調べてみたいと思っています。
花嫁のウエディングベールは、
可憐であると同時に神秘的な魅力で
溢れていると思いませんか?
レース越しに見る世界は、どのようなものなのでしょう?
キラキラして、眩しいのかもしれませんね。
人生の中でベールを被る機会はそうそうありません。
こだわったベール選びも楽しいことでしょう。
ベールには、
「けがれがなく、清らかなものの象徴」
とされてきた歴史があります。
起源とされている中世時代のベールは、
今のような透けた素材ではなく、
リネンなどの分厚い素材でできていました。
お見合い婚が主流だった時代は、
顔の善し悪しが結婚に影響しないようにという
意味合いも込められていたようです。
分厚いリネンのベールから
チュール素材に変わったことは、
革新的な出来事だったと思います。
ウエディングドレスの基本色は
ホワイトかオフホワイト、
もしくはアイボリーです。
ドレスの使用生地にあわせて、
チュールベールの生地の色味もあわせるのが基本です。
しかし、白以外のウエディングベールも存在するということは
ご存知でしたか?
カラーベールと呼ばれているものなのですが、
これがまた美しいのです。
カラーベールと呼ばれるもののなかには、
オフホワイトやホワイトのチュールベールに、
凝ったデザインのカラーレースを
組み合わせたベールなどもあります。
純白の中に浮かぶ色彩は、非常にインパクトがありますので、
ゲストの方々の印象にも強く残ることと思います。
お色直しにカラードレスや、柄入りのドレスを選ばれた方は、
生地の色彩にあわせたカラーベールを
コーディネートしてみても良いかもしれませんね。
ベールの色は、
赤、ピンク、黄色、緑、青、紫と
意外に思われるでしょうが、黒なんていうものもあります。
黒のベールは、ハロウィンパーティーの
衣装っぽい印象になりがちなので、
レース刺繍部分にのみ黒を使用するなどして
バランスをとることをお勧めします。
カラーベールは、取り扱い店が少ないため
レンタル衣装店や販売店でもあまり見かけません。
カラードレスの生地と同じ色彩で
カラーベールをお探しの場合は、
手作りしてしまうというのも一つの方法です。
手芸専門店などでは、
雪の結晶や星がプリントされたものや
生地自体がグラデーションになっているもの、
ラメやスパンコール付といった
沢山のチュール生地が取り扱われています。
手作りをする場合は、頭に被るものなので、
生地の柔らかさにも注意したいところです。
お勧めの硬さは、スーパーソフトと呼ばれるもので、
15D(デニール)と表記されている場合もあります。
ベールの主体となるチュール以外に必要なものは、
レースやバイアステープ、
チュールを固定するためのコームです。
生地同士を裁縫する際は、透明糸を使うと
縫い目が気になりませんよ。
せっかくのウエディングシーンなのですから、
ウエディングベールのデザインやカラーにも
こだわってもらいたいと思うのです。
阿部写真館のフォトウエディングでは、
実際の挙式であきらめてしまった演出の再現や
ポージングの提案など、
お二人に幸せな時間を過ごしていただけるよう
スタッフが全面的なサポートを行っています。
まずは、衣装の無料試着や写真館の見学など、お気軽にご相談くださいね。