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結婚式の前撮りはどの時期がベスト? 段取りをプロが教えます。

2020年6月6日

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こんにちわカメラマンのデュークです。

今回は結婚式の

前撮りの時期についてのテーマになります。

 

結論としては

早い時期の方が、安くて色々メリットもあるです!

 

前撮りとは

前撮り撮影とは、

結婚式当日に記念撮影をするのではなく、

結婚式の前に衣裳を着て記念撮影をすることです。

(結婚式後に撮影することを後撮りとも呼びます)

 

ここからがいよいよ本編です。

 

前撮り撮影の撮影時期トップ3〜スタジオ撮影・ロケーション撮影〜

【スタジオ撮影】

1位:披露宴の8週間前

2位:披露宴の4週間前

3位:披露宴の2週間前

 

【ロケーション撮影】

1位:披露宴の8週間前

2位:披露宴の4週間前

3位:披露宴の12週間前

 

前撮りの撮影時期としては、スタジオとロケ共に結婚式の約2か月前が人気です。

 

では、結婚式の事前のスケジュールを交えながら、それぞれのタイミングで撮影する段取りを紹介をします。

 

結婚式のスケジュール

僕自身、結婚式場に常駐をしていたこともあり、

結婚式をされるカップルと、ここ10年以上

お打合せをして一緒に結婚式を作る

お手伝いしてきました。

 

結婚式の準備でふたりが

最も忙しくなる時期が

結婚式の1か月ぐらい前から1週間前です。

よく、打ち合わせで

「毎週の休みに打ち合わせで会場に来てる」

と言っているカップルが多かったです。

 

何故そんなにも忙しいのか?

結婚式に向けての

花嫁のスケジュール

1か月前を結婚式から

逆算して解説しますね。

 

【結婚式当日~1週間前のスケジュール】

結婚式では後半を盛り上げるイベントとして

「新婦手紙朗読」があります。

これは、結婚して離れて暮らすようになるご自身の両親や、

嫁ぐ先の相手のご両親に対する、感謝の気持ちを伝える、

披露宴でのメインイベントと言っても過言ではないイベントです。

 

多くの方が涙する感動的な時もあれば、

笑いながら祝福される場面も、数多く見てきました。

そんな新婦手紙朗読の「手紙」はいつ書いているのだろう?

 

よく1週間前の最終打ち合わせの時に質問していました。

 

「ご両親への手紙ってもう書かれました?」

 

そのお返事で多いのが

「まだです。」

が半数くらいでした。

 

残りの半数は

「もう用意してます。」

との答えでしたが、

まだ書いていないと答える新婦さんの方が

多かったと印象に残っています。

 

ここで個人的な

おすすめポイントです

「新婦朗読の手紙は

結婚式1週間前くらいの方が良いかも」

 

何故かと理由を説明すると、

今までの想い出を交えながら

ご両親への感謝の気持ちを込めて筆を進めるので、

どうしても感情が入ります。

すると、自然と感情が込みあがってきて、

涙を流しながら書く…

といった行動になるため、

翌日は泣きはらして目が腫れぼったくなって

せっかくの結婚式での写真やビデオも

「なんだかいつもと違う」

という目元になりがちなのです。

 

このために、結婚式前夜に手紙を書くのは

あまりおすすめをしていません。

 

では、

「早いほうが良いのか?」

になるのですが、

それもあまりおすすめをしません。

よく聞く例で挙げると、

 

「ずいぶん前に用意したけど、

何度も何度も読み返して書き直してる」

 

「伝えたいことが増えてきて

結局追記したりするから文章が変になる」

 

など、伝えたい気持ちが溢れてきて

やり直すケースが多くなるようです。

 

なので、1週間前くらいがちょうど良いと思います。

 

また、1週間くらい前から遅くても前日には

会場へウェルカムスペースに飾りたい装飾品、

結婚式当日に使用する楽曲のCD原盤や

その他、披露宴等で使用するアイテムを

持ち込まないといけません。

大体の結婚式場からそのような指示があると思います。

 

このため、

会場入りさせるアイテム関係は

1週間前には準備をしておく必要があります。

手作りアイテムが多いと

完成するする締め切り日を

10日前くらいに設定するといいかもしれませんね。

 

結婚式の2〜3ヶ月前のスケジュール】

この頃から具体的に

結婚式の打ち合わせが

本格的に始まり出しますね。

 

席次表の制作依頼や当日の撮影関係、

プチギフト等の小物の検討準備が始まります。

 

結婚式にどのようなイベントをしよう…

 

例えば、

「ケーキ入刀はこんなデザインのケーキがいいかも!」

「演出系のイベントにはどんな映像や音楽を流そう?」

「どんな風にしたらゲストは喜ぶんだろう?」

 

といったように

結婚式当日に使用するアイテムや

イベント関係の準備が始まり、

結婚式をするんだなという実感が湧いてきますね。

 

 

この頃に前撮り撮影をする

カップルが多くいらっしゃいます。

 

【結婚式の1年~半年前のスケジュール】

結婚式の準備ですが、

打ち合わせ系を考えると、

3か月前までは、正直暇です!

 

夏休みの宿題を早く終わらせるような方は

そんなに暇では無いかもしれませんが、

本格的な打ち合わせが始まるのは

だいたい3か月前です。

 

主にこの期間に行う準備としては

  • ウェディングドレスやカラードレス、
    タキシードといった結婚式で着用する衣裳選び。
  • 引き出物の選出や二次会会場選び。
  • そもそもの結婚式場をどこでするのか?

をゼクシィや結婚情報誌を

本屋さんで手に取って、

わくわくしながら帰宅すると思います。

 

結婚式場を探し出すと、

色んな結婚式関連の情報が入ってくるので

やりたいことなんかも増えてきますね。

 

結婚式場を決めていく上で重要なのは、

予算は勿論ですが、

スタッフの対応が一番重要だと個人的に考えています。

 

何年か前に、

「どうしてこの会場を選んだんですか?」

とストレートに質問してみたことがあります。

 

多かった答えは

「リーズナブルだったから」

「最初に担当してくれたスタッフの対応が良かったから安心した」

「会場の雰囲気が良かったから」

 

といった回答が多かったです。

なかでも、

「スタッフの対応が良かったから」

と答えたカップルは、

結婚式が終わった後でも、満足度が高くて

記念日には会場へ食事に来られる方も多かったです。

 

この質問をしたことで、

それほど会場へ信頼をされて、

結婚式当日を迎えれることが良いことだと

改めて身近で感じました。

 

また、会場選びの際には

ブライダルフェアーに足を運ぶのも良いでしょう。

模擬挙式や模擬披露宴、試食会なんかもあって

ゲストとして招かれた場合の体験もできるので、

会場選びの重要な検討素材になること間違いなしです!!

 

前撮りの時期別〜段取り〜

1ヶ月前に前撮りをした場合の段取り

結婚式の1か月前に前撮りをした場合、

先程も話しましたがとても忙しくなってくるので、

会場での打ち合わせが週末に埋まっているため、

週末以外で

「有給を取って撮影のスケジュールを組みました。」

というカップルも多いです。

 

1か月間に前撮りをするメリットとしては、

結婚式当日に近いふたりを写真に残せるので、

当日にリンクした写真が結構映えます。

 

デメリットとしては、

先程にもありましたが、

有給を取ってふたりの休みを合わせた。

結婚式に写真を使いたいけど、

納品が間に合わなくて

結婚式では使用できないという恐れも…

納品を急ぐための追加料金が発生する。

といったようなことも考えられます。

 

また、撮影したい日程をスタジオに問い合わせても

他のカップルに先を越されて予約が埋まっている可能性もあり、

希望通りの日程に撮影が出来ない恐れもあります。

 

僕が関わっていた仕事として

プロフィールムービーの制作なんかも

幼いころの写真等の素材を預かるのは

基本的に1か月前くらいでした。

完成品のチェックなどを考えると

預かるのは早いほど良いですね。

修正点が出た場合などは、

クオリティ面を考えると

早いほうが余裕を持って

チェックのやり取りが出来るからです。

 

前撮りの撮影データも

1か月くらい前には納品されていることが多いので

プロフィールムービーのラストの方へ入れることもできますね!

 

過去に結婚式1週間前にプロフィールムービーを

ご注文いただいた方は、

すべての段取りがタイトになり、

会場での上映確認もままならず本番を迎える…。

なんてこともありました。。

あの時はよく頑張ったなぁ~(笑)

 

前撮りデータを入れるとなると

どうしても早く写真を持ち込んでくださいと言われます。

その時にまだ手元に写真が無ければ早めの納品をしてもらわなければなりません。

データの納品を速めてもらうのに別途、即納料金がかかる場合もあります。

早めの行動がいいですね!

 

2~3ヶ月前に前撮りをした場合のダンドリ

前撮り撮影をこの期間にした場合、

先述にもあったように

結婚式のギリギリではないために

ゆとりをもって撮影に臨めるのでおすすめです。

 

撮影日程もコントロールがしやすくなるので、

土日祝料金の掛からない平日が狙い目になってきます。

 

映像を使った余興や演出の検討開始時期は

3か月前が一番多く、

2か月前に検討決定するカップルが多いです。

※ゼクシィ結婚トレンド調査2019より参照

 

実際に映像商品の

打ち合わせをしていた実績でも

結婚式当日の3ヶ月前にふたりと顔合わせがあり、

商品説明や、プランの確認などもしていました。

 

プロフィールムービーでは

写真の持ち込み方法、

音楽著作権の詳しい説明(これ結構大事です)

受け渡しの方法はどうするのか?

等の一通りの説明をします。

 

前撮りをこの時期にすると、

ムービーの中に

前撮り写真を使用することができるので、

ムービーに使用するための構成が練れます。

なので、前撮り写真がある前提で

準備もできるので、

こだわりやふたりらしさのようなものも

しっかりと考えられます。

 

エンドロールや

記録ビデオ・スナップのような

結婚式当日に撮影をする商品も

この時期に打ち合わせをして説明をします。

 

具体的な進行の流れも

この時期から決めていくので

司会者とも打ち合わせが始まりますね。

 

このイベントは

どんな目的があるのか?

どのような準備が必要なのか?

 

結婚式の進行表もここから埋まっていくので

達成感を味わっていく道筋ができます。

 

また、一緒に住みだす新居を

探し出す時期でもあるので、

インテリアはどうする?

家具はどうしよう?

なんかで楽しく考えれますね!

 

家具探しのアンケートでは、

某大型インテリアのお店に行くことが多いですね。

あの鉛筆で紙に印を付けるのは楽しいですよね(笑)

 

1年前〜結婚式の半年前に前撮りをした場合のダンドリ

前撮り撮影をこの時期に実施するメリットは

撮影時期がコントロールできることです。

 

3か月前の時にもお話ししましたが、

平日の撮影日程の予約がしやすいので、

土日祝料金のようなオプションが必要ない。

 

また、結婚式から3か月以内に前撮り撮影をする予定だと

例えば、春に結婚式を挙げるとなると

撮影時期は真冬ですよね。

秋の過ごしやすい時期の結婚式だと

真夏の暑いときだったりします。

 

撮影時期が1年前だと、

結婚式当日と同じ季節柄で撮影ができるので

桜のシーズンや紅葉シーズンといった

限られた期間の中での撮影がしやすくなりますね。

 

前撮り撮影の取り掛かりが早ければ早いほど

撮りたい時期が選べるので、

早めに行動を起こすのはおすすめです!

 

また、ブライダル業界もオフシーズンはあるので、

その時期を狙うと安かったりしますね。

リーズナブルに撮影をする場合

お得に撮影ができるので空き状況を調べるのも大事です。

 

◆前撮り撮影時期まとめ◆

  • 結婚式1か月前くらい

当日のふたりに近い写真が残せるが、

準備にバタバタしてしまいがち

撮影したい日程を抑えにくいかも。

 

  • 結婚式半年~2,3ヶ月前くらい

結婚式の打ち合わせと並行しながら撮影できる

当日にも前撮り写真が使いやすい

 

  • 結婚式1年前くらい

撮影時期が自由にコントロールできるので

こだわりやすかったりお得な時期も選べる

 

結論

バタバタする1か月前くらいはおすすめしない

急遽撮影したくなって動き出しても、

人気の時期であればスタジオが予約で埋まっている可能性がある。

撮影したい日程が他のカップルに先に抑えられてしまう可能性も…。

 

また、撮影データの仕上がりも結婚式に間に合わない恐れもあり、

早めの納品するには別途料金がかかることも…。

 

安くするには平日が狙い目、

打ち合わせに余裕がある時期である半年から1年前なら、

平日に撮影する余裕もできるので

平日にすれば1万~3万円はお得になる。

 

京都のような観光地での撮影を希望する場合、

人が少ないオフシーズンの方が交通費はおさえられます。

京都なんかで例を挙げるなら

春の桜のシーズン、

秋の紅葉のシーズンなどですね。

 

また、屋外でのロケーション撮影になると、

暑さや寒さの厳しい時期などは

割引プランや特典が付いてくるスタジオや業者も多いので

その期間中はお得に撮影ができますね。

 

以上、結婚式の前撮り撮影の時期選びのお話でした。

みなさんはどのような時期に撮影しますか?

 

阿部写真館では結婚式の前撮り撮影もしています。

気になった方は是非、お気軽にお問い合わせください。

おふたりの思いで作りのお手伝いを一緒にさせていただきます!!

 

結婚式の前撮り撮影実施状況

結婚式を挙げられるカップルで

前撮り撮影をされるカップルは

何組ぐらいいるか知っていますか?

 

2019年度全国平均

62.6%撮影をした

36.8%撮影はしなかった

0.6無回答

 

2019年度関西エリア

64.4%撮影をした

35.0%撮影はしなかった

0.7無回答

 

※ゼクシィ結婚トレンド調査2019より抜粋

 

上記を見てわかるように

半数以上が前撮り撮影、

もしくは後撮り撮影をされています。

 

撮影した理由として複数の回答があったものは

  1. 当日と違う衣裳が着れる
  2. 和装で撮りたかった
  3. 当日ウェルカムボードとして使うため

の順で多かったです。

 

では、前撮り撮影にかかっている費用はいくらくらいなのか?

 

スタジオ撮影に多い金額帯は

5万円~10万円、

 

ロケーション撮影に多い金額帯は

10万円~15万円となります。

 

※ゼクシィ結婚トレンド調査2019より参照

 

洋装撮影と和装撮影でも金額は少し変わります。

和装の撮影だと、着物の着付け費用が掛かることが多いので、

洋装撮影の方が少しだけリーズナブルになるでしょう。

 

また、撮影する日程で

「土・日・祝日」は

人気の曜日なので混雑することがあり、

金額設定も平日に比べると

少し金額が上がるスタジオがほとんどです。

 

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